学院長あいさつ
高 野 貞 司
高 野 貞 司
人生100年時代!!
生涯学習と交遊の輪を広げ創立44年を迎えました。
柏シルバー大学院は千葉県老人大学校(現:生涯大学校)の卒業生有志が昭和56年5月に自主学習団体として創立しました。学生は全員千葉県生涯大学校の卒業生です。
現在学生総数510名。平均年齢79歳で最高齢93歳、最低齢64歳。皆さん元気で楽しく登校しています。
7クラス編成です。入学して3年間は研究課程(3クラス)に在籍し3年後に卒業式を迎えます。その後、希望者は生涯課程(4クラス)に進学、生涯課程は15年間です。
通算18年の学び舎が待っています。
講義がある登校日は月2回ですが、これ以外にクラスごとにクラス会(懇親会)と校外研修をそれぞれ年3回実施しています。
校外研修は美術館、記念館、史跡、企業の工場、演芸館など訪問先はクラスが自由に決めています。
それと全クラスの学生が一堂に会して行う合同研修が年2回開催されます。
近年は我孫子けやきプラザ・ふれあいホールを借り切って知名人の講演や演芸、ライブなど演題については担当クラス(持回り)が設定します。
ところで、柏シルバー大学院は設立以来一貫して自主運営を続けて参りました。
教室も事務所もありません。教場は市、県、民間企業のご協力により確保してきました。
それと、自主学習団体ですから学院の運営はみんなで協力し役割を分担しています。
一見面倒くさそうですが、これが結構得るものが多く貴重な体験になります。
クラスの仲間だけではなく先輩、後輩と接する機会が増えるので知り合いがどんどん増えていきます。それは全員が生涯大学校の卒業生なので仲間意識があるからだと思います。
そして自慢できるのは講義の内容です。すでに講義して頂いた先生方を登録しています。
その数約200名。あらゆる分野にわたっていますので教務部の皆さんが興味ある面白い講義をセットしてくれます。
講義内容も面白く、仲間にも会いたいから出席率も高いです。昨年度の年間平均出席率は87.5%となっています。
柏シルバー大学院は学生たちの自主運営、しかも仲間と一緒に18年間学び遊べます。こんなところ全国どこにもありません。
明るく、楽しく、のびのびとした柏シルバー大学院を是非覗いてみて下さい。